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コレクション展Ⅳ 造形紀行 「デザイン」の楽しみ

「デザイン」とはなんでしょうか?答えはひとつではありません。
「デザイン」には「図案」「模様」「設計」「造形」「構想」など多岐にわたる意味があり、「描く」(draw)や「計画する」(plan)などの行為も表します。創造的な営みという点で「デザイン」はいつの時代も美術と切り離せない存在です。企画展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」と時期を同じく開催される本展では、「デザイン」を幅広い視点から捉え、所蔵品にみる「デザイン」の諸相を紐解きます。本展が「デザイン」について考える一つのヒントになれば幸いです。

会期
2023年2月2日(木)~4月10日(月)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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デミタスカップの愉しみ

濃いコーヒーを飲むための小さなコーヒーカップ、デミタス。本展では2000点以上のデミタスカップを所蔵する村上和美さんのコレクションから約380点を精選しご紹介します。当時のデザインの流行を反映させた作品から、繊細な装飾、大胆な意匠を凝らした作品まで、小さなカップに凝縮された華麗な美しさをご堪能ください。

会期
2023年4月1日(土)~5月28日(日)
会場
大分県立美術館 3階 展示室B

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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 藤澤奈央

今回のgallery MAPOは、由布市在住の藤澤奈央 (ふじさわ なお) さんの作品をご紹介します。

美しくたくましい花たちや瑞々しい果物が描かれています。 奈央さんは絵を描くとき、対象をじかに手に取り、その手触りや匂いを感じ取りながら制作を進めています。

太陽の光や植物など、あらゆる自然が日に日に力を増していくこの季節。奈央さんの絵からも、チャーミングで明るいパワーが感じられます。

出展作家:藤澤奈央

会期
2023年5月2日(火)~7月2日(日)
会場
大分県立美術館 2F

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コレクション展Ⅰ 特集 楽しむ近世絵画

 大分県立美術館は、大分県出身やゆかりの作家を中心とした約5,000点にのぼる美術作品や資料を収蔵し、年間を通してコレクション展でご紹介しています。 2023年度コレクション展Ⅰでは「特集 楽しむ近世絵画」とタイトルに掲げ、当館が収蔵する江戸時代の絵画を中心に特集し、その魅力をご紹介いたします。
 江戸時代の豊前・豊後の地には、自分たちの楽しみとして山水や花卉を描く南画家(文人画家)や、藩の仕事として絵を描く藩絵師などが活躍し、多様な美術が展開しました。特に、豊後岡藩(現・竹田市)に生まれ、江戸時代後期を代表する南画家となった田能村竹田(1777-1835)は、豊後南画の隆盛を導き、多くの後進を生みました。
 南画は、中国の南宗画に由来する語ですが、文人画とも言われるように、詩文書画の教養を備えた文人(知識人)が描いた絵画のことです。本展の前半部では、質・量ともに充実した当館の南画(文人画)コレクションの中から、田能村竹田をはじめ、その弟子や竹田と交遊のあった南画家の作品を展示します。
 展示後半部では、豊前・豊後の諸藩で活躍した藩絵師による吉祥画や名所絵、江戸時代の様々な風俗を題材とした浮世絵版画、また当時の人気画題であった肉筆美人画、さらには近世の先達を敬いながらも、新しい表現を追求した大分の近代日本画にも目を向けます。
 近世絵画の多くには、山水、季節の花々、生物たち、といった美しい自然への敬慕と、その自然を身近に詩・書・画などの芸術に親しむ生活への憧れが示されています。戦争や紛争が絶えず、また様々な環境問題にも直面する現代社会ではありますが、本展を通じて、江戸時代の人々が希求した幸せや平和への願いの一端を知り、明日へのヒントにしていただけたら幸いです。

会期
2023年4月14日(金)~6月25日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在

大分県豊後大野市朝地町出身の朝倉文夫は、日本の近代彫刻を牽引した作家です。本展は、猫の作品を中心に創作を振り返るとともに、大分を拠点に活躍する美術家・安部泰輔と絵本作家/美術家・ザ・キャビンカンパニーの視点も通し作品を顕彰、競演します。あわせて、大分市の遊歩公園に展示されている作品など、広く朝倉文夫作品に触れていただく契機となることを願い企画しました。

会期
2023年6月9日(金)~8月15日(火)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A・アトリウム

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住友コレクション名品選 フランスと日本近代洋画

住友家第15代当主・住友吉左衞門友純(号春翠)が始めた美術品の蒐集は、長男の寛一、第16代当主友成に受け継がれ、西洋・東洋に目を向けた優れたコレクションが形成されました。本展は泉屋博古館東京が所蔵するフランス絵画および日本近代洋画より厳選した85点をご紹介します。クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、パブロ・ピカソ、藤島武二、岸田劉生ら名品の数々をお楽しみください。 

会期
2023年7月1日(土)~8月31日(木)
会場
大分県立美術館 3階 展示室B

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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 3人展 夏のポップ展

明るくポップなイラストを描く20~30代の若者による3人展です。ユニークな題材を色鮮やかなデジタル画で表現する小野天哉さん、「にじいろの魔法」をコンセプトに優しい色合いで日常を描写するこっちゃん、毎日紙と色鉛筆を手に取って精力的に絵を描く空叶論さんに、夏をテーマに作品を出品して貰いました。

創作意欲のエネルギーが溢れる3人のイラストが、夏の盛りを軽やかに、楽しく彩ります。

出展作家:小野天哉(おのたかや)・こっちゃん・空叶論(くうとろん)
展示期間:令和5年7月4日(火)~8月31日(木)

会期
2023年7月4日(火)~8月31日(木)
会場
大分県立美術館 2F

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コレクション展Ⅱ My Favorite Things 美術家たちのお気に入り

愛猫家として知られる彫刻家・朝倉文夫が猫をモチーフとした作品を数多く制作したように、身近な生き物や草花、風景などお気に入りのものを繰り返し作品のモチーフにした美術家たちは少なくありません。日本画家・福田平八郎にとっての魚、彫刻家・山本常一にとっての鳥、洋画家・中山忠彦にとっての西洋アンティーク衣装。いずれも彼らが繰り返し作品のモチーフとしたお気に入りですが、これらのモチーフとの出会いは、彼らにとってかけがえのないものとなり、その芸術を大きく飛躍させました。本展は、それぞれの美術家たちの創作の原点となったお気に入りのモチーフを紹介します。
また、「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」に関連した特集展示として朝倉文夫の二人の娘、摂と響子をはじめ、兄の渡辺長男や弟子の日名子実三など、朝倉文夫を取り巻く美術家たちの作品を紹介します

会期
2023年6月29日(木)~9月3日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol.6

テーマ:「マイフェイバリット編組/技法」各作家が得意とする竹の編組/技法を紹介

大分県立美術館は、当県ゆかりの美術家の作品を中心とした5000点を越えるコレクションを収蔵し、年間を通じてコレクション展や企画展で紹介しています。中でも竹工芸で初めて人間国宝となった本県出身の生野祥雲齋(1904-74)の作品約80点を軸としたおよそ300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。
当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛-おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催いたします。タイトルの「此君(しくん)」とは竹の異称で、中国・晋の文人・王子猷が「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」(一日たりともこの君なしではいられない)と竹を深く愛した故事に因みます。
この特集展示(R5年度はvol.6, 7を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、当館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。

会期
vol.6:2023年6月29日(木)~9月3日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 甲斐 瞳 作品展

海のゆうれい

子どもの頃から絵を描くことが好きだった甲斐さんは、お気に入りの歌を聴いている時や、街を歩いている時、バスに乗っている時など、日々の暮らしの中から絵のアイディアが浮かんでくるそうです。主にマーカーペンを使い、想像を膨らませながら、描くことを楽しんでいます。時には幻想的に、時にはユーモラスに。沢山の色が使われた鮮やかな世界が、画面いっぱいに広がっています。

出展作家:甲斐 瞳(かいひとみ)

会期
2023年9月2日(土)~10月31日(火)
会場
大分県立美術館 2F

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コレクション展 Ⅲ わたしが主役!OPAM秋の名品展

大分県立美術館は大分県出身やゆかりの作家を中心とした約5,000点にのぼる美術作品や資料を収蔵し、年間を通してその魅力を発信しています。
今年の名品展は秋の開催。「わたしが主役!OPAM秋の名品展」と題して、様々なジャンルからOPAMコレクションの名品をご紹介します。
本展の前半では、「作品中の主役=画題」に注目して、花卉や鳥獣など多くの人に好まれた画題を近世から近代までの日本絵画を中心にご紹介します。
また後半では南海コレクションをはじめとした西洋絵画の名品や、宇治山哲平ら大分の近代洋画も展示いたします。
華やかなコレクションの名品をぜひお楽しみください。

会期
2023年9月7日(木)~11月12日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

特集展示 此君礼賛 おおいた竹ものがたり vol.7

テーマ:「竹工芸の新収蔵品」新たに当館の収蔵品となった竹工芸作品を紹介

大分県立美術館は、当県ゆかりの美術家の作品を中心とした5000点を越えるコレクションを収蔵し、年間を通じてコレクション展や企画展で紹介しています。中でも竹工芸で初めて人間国宝となった本県出身の生野祥雲齋(1904-74)の作品約80点を軸としたおよそ300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。
当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛-おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催いたします。タイトルの「此君(しくん)」とは竹の異称で、中国・晋の文人・王子猷が「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」(一日たりともこの君なしではいられない)と竹を深く愛した故事に因みます。
この特集展示(R5年度はvol.6, 7を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、当館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。

会期
2023年9月7日(木)~11月12日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2023 『竹会』 (たけえ)

竹を 見る 知る 考える 作る 遊ぶ 聴く 語る 味わう 触れる そして好きになる… 竹の魅力に会える十九日間。

大分県は、日本一の「マダケ」の産地。国指定の伝統的工芸品でもある「別府竹細工」をはじめ、日用品から土産物、さらには芸術品まで、良質な竹をさまざまに活用し、幅広く愛されてきました。『竹会 (たけえ) 』は、見て、触れて、味わって、聴いて、竹の魅力や新たな一面に出会えるイベントです。
・竹工芸家が、竹の割り剥ぎから編みまでを会場で実演します。公開制作で日々変化していく展示をお楽しみください。
・夜は竹の作品がライトアップされ、OPAMが幻想的な空間に。
・竹にまつわる音楽ライブなどイベント盛りだくさん。
・竹に触れるコーナーやワークショップブースもあります。
・ミュージアムショップで県内作家の竹製品を販売しています。

会期
2023年10月17日(火)~11月4日(土)
会場
大分県立美術館 アトリウム

展覧会の詳細

地域美術館 at きつき城下町資料館 「杵築の美術と風土―大分県立美術館コレクション-」(会場は杵築市 ※詳細はこのページをご参照ください)

大分県立美術館は、大分県ゆかりの美術家を中心として、5000点を超える多様な美術作品、資料を収蔵しています。当館では「地域美術館」と称して、こうした収蔵品を県内地域で展示し、その地域に関わる美術や歴史等を学び、楽しむ機会を提供する展覧会を実施しています。
R5年度は杵築市の「きつき城下町資料館」にて開催いたします。
本展では、杵築で南画をひろめた杵築藩士の十市石谷(1793-1853)や、杵築の商屋に生まれ、田能村竹田の高弟となった高橋草坪(1804-1835)など、江戸後期の画家たちが描く山水画や花卉図をはじめ、杵築の海の幸や山の幸など、豊かな風土を髣髴させる日本画家・福田平八郎(1892-1974)のスケッチ、戦後の日展で活躍した日本画家・髙山辰雄(1912-2007)による別府湾の風景版画、地元大分の県美展を牽引した日本画家・田川奨(1915-1994)、洋画家・多邨常(1925-2006)、さらには網代編を得意とした竹工芸作家・市原華雲斎(1916-1995)など、近世から近現代まで、多彩な作品を紹介します。展示作品を通して、皆様に郷土の豊かさや新たな視点を示すことができれば幸いです。

会期
2023年10月5日(木)~10月24日(火)
会場
きつき城下町資料館 2階 企画展示室(〒873-0002 杵築市南杵築193番地1)

展覧会の詳細

gallery MAPO (ギャラリーマポ) 原野彰子 作品展

「伝えたいもの」原野彰子

原野さんは別府市を拠点に活動する絵手紙作家で、絵手紙教室の講師もされています。活動範囲は県内の北から南まで、呼ばれればどこへでも!自家用車に車椅子を載せて元気にかけつけてくれます。

「へたでいい、へたがいいい」、「手紙を送る相手を想像しながら描いてみよう」と、優しい声掛けで、子どもから大人まで沢山の人々に絵手紙の楽しさを伝えています。

そんな原野さんのあたたかい眼差しによって描かれた、四季折々の風物や催し物、動物たち。大胆なレイアウトやユニークな視点をお楽しみください。

出展作家:原野彰子(はらのあきこ)

会期
2023年11月2日(木)~12月24日(日)
会場
大分県立美術館 2F

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おおいた障がい者芸術文化支援センター 企画展 vol.5「扉をあける」

おおいた障がい者芸術文化支援センターでは、11/8(水)~18(土)に大分県立美術館で、『おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol.5「扉をあける」』を開催します。県内外において魅力的な芸術文化活動に取り組む個人や施設をピックアップして紹介する展覧会です。

今回のテーマ「扉をあける」には、今、自分が立っている場所から次のフェーズへのアクション(行動)の意味を込めています。

おおいた障がい者芸術文化支援センターが設置されてから4年が経ちました。支援センターの色々な事業を通じ、アートによって、「可能性の扉」をあけてきた障がいのある人や福祉施設にたくさん出会うことができました。本展では、その様々なスタイルの表現をご紹介します。

また、大分の作品に加えて、障がいのある人の「自分らしい生き方」のために50年以上の間、幅広く活動を続けてきた奈良の「たんぽぽの家」の作品とその取り組みもご紹介いたします。

さらに、美術館1階アトリウムでは、同会期中に「第28回ときめき作品展」も開催されます。こちらも県内から集まった障がいのある人の作品を多数展示しています。

この機会にぜひ、大分県立美術館OPAMへお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

会期
2023年11月8日(水)~18日(土)
会場
大分県立美術館1階 展示室A

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テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本

人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ。なかでも日本人が深い関心をよせるものの一つがテルマエ(公共浴場)であり、ヤマザキマリ氏による漫画『テルマエ・ロマエ』はテルマエへの親近感をより一層高めました。本展では、同漫画の主人公ルシウスが案内人となり、古代ローマのテルマエとともに、日本の入浴文化も紹介します。ルシウスが浴場をとおして日本と古代ローマを往復したように、それぞれの入浴文化を体感することのできる機会となるでしょう。

会期
2023年11月25日(土)~2024年1月21日(日)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A

展覧会の詳細

コレクション展 IV 暮らしと美術~日常のひとこま~

本展は、同時期開催の「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」にあわせて開催します。
国や時代の違いがあっても人びとの暮らしには共通するものもあります。
日常の一場面を題材とする美術品や資料をとおして様々な人びとの暮らしをご覧ください。

会期
2023年11月16日(木)~2024年1月28日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

gallery MAPO (ギャラリーマポ) 秦亮太朗の地図展

豊後大野市の「めぶき園」で創作活動をしている秦亮太朗さんの手描き地図をご紹介します。

地図と演歌が大好きな秦さんは、日々サインペンを用いて、自分の生まれ育った大分市内の地図を描いています。鉄道の路線やサッカースタジアム、トンネルなど、その日の気分によっていろいろなものを描き込んでいます。完成したら、今まで描いた地図の上に重ねて貼り付け、マップを更新していきます。

地層の様に積み重なった秦さんの心の地図。楽しく引かれたペンの線をたどると、面白い発見があるかもしれません。

出展作家:秦 亮太朗(しんりょうたろう)
展示期間:2023年12月26日(火)~2024年2月28日(水)

会期
2023年12月26日(火)~2024年2月28日(水)
会場
大分県立美術館 2F

展覧会の詳細

「ペーパー・サンクチュアリ」- ウクライナ難民の現実と詩 -

 当館設計者・坂 茂は、ロンドンデザインビエンナーレで、避難所で使用するために考案した紙の間仕切りシステム(Paper Partition System、PPS)を使用して、ウクライナ出身の詩人、小説家、文学翻訳家のスヴェトラーナ・ラヴォーチキナ、ベルリンの写真家ヴィンセント・ヘイグス、戦争難民として自身もベルリンにいるウクライナの作曲家ヴァレンチン シルヴェストロフらの作品を展示するための「ペーパー・サンクチュアリ」を提案しました。

 本展はこの国内巡回として開催するもので、ロシアによるウクライナ軍事侵攻以降、ウクライナ難民への支援を続けている坂 茂の活動を、幅広い世代に伝えるため、坂 茂と関わりのある当館で開催します。

会期
2024年1月13日(土)~2月4日(日)
会場
大分県立美術館 1F アトリウム

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コレクション展 V  風景をめぐる アートで小旅行

大分県には、別府、湯布院、耶馬渓など風光明媚な場所が多くあります。県内外の画家たちは自然豊かな大分に魅了され、思い思いの方法で風景を描いてきました。今年度最後のコレクション展では、日本画、洋画、版画などから、実在の風景や自然、画家たちの心の風景を描いた作品をご紹介します。身近な土地を見つめ直したり、まだ見ぬ風景を探したり。「小旅行」にでかける気分で展示室を歩いてみましょう。

会期
2024年2月1日(木)~3月31日(日)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 伊藤篤司の風景画

出展作家:伊藤 篤司(いとう あつし)

大分市在住の伊藤篤司さんの風景画をご紹介します。

絵を描くのが大好きな伊藤さんが風景を描くようになったのは、20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけでした。

今回展示する作品は、赤レンガ館や西大分に停泊するフェリーなど、大分市の街中の様子が味わい深い線で描かれています。アーケード街にかつてあった帆船のモニュメントなど、今は見られなくなった懐かしい風景もご覧いただけます。絵の中の町あるきを楽しんでいただければ幸いです。

会期
2024年3月1日(金)~2024年4月30日(火)
会場
大分県立美術館 2F

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畠山記念館名品展

東京港区・白金台にある畠山記念館は、実業家畠山一清のコレクションを公開する私立美術館です。創設者の畠山一清は、即翁と号して能楽と茶の湯を嗜み、美術品の蒐集に努めました。所蔵品は茶道具を中心とする古美術品で、国宝6件、重要文化財33件を含む約1300件に及びます。本展は九州の地で初めて、畠山記念館の所蔵品から国宝・重文を含む、約70件を厳選し、一堂にご紹介します。

会期
2024年2月9日(金)~3月26日(火)
会場
大分県立美術館 3階 展示室B

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第42回大分県ジュニアデザイン展

会期
2024年3月19日(火)~3月24日(日) ※最終日16:30まで
会場
1階 展示室A

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