こんなにも鮮やかな古の色。植物による染色の第一人者、吉岡幸雄、登場。
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其の二 いにしえの色、千年の色
はるか昔の天平時代の色は、どんな材料を使い、どうやって染められていたのでしょう? 日本の色彩を研究している吉岡幸雄さんに、日本の色について、歴史と文化の話を、竹田市志土地の紫根染めの話を交えて伺います。
講師:吉岡幸雄(染色史家・染色家 染司よしおか五代目当主)
植物染による日本の伝統色に取り組み、天平時代の色彩をすべて植物染料により再現する。日本古来の染色技術の復元により、奈良薬師寺や東大寺の伎楽装束などの文化財復元制作を行う。大分県竹田市では、2001年に志土地の紫根で染めたときから、関係が今でも続き、染色の講習会も開いている。