いつ寝ているのか、わからない。そんなお仕事の話も聞けるかも。
其の五「現代美術の楽しみ方」
ハラ ミュージアム アークは東京都品川区にある原美術館の別館として1988年に開館し、国内外の現代美術を中心とするコレクションの中から様々な企画展を行っています。2008年に書院造を参照してつくられた特別展示室「觀海庵」では、東洋古美術を現代美術と一緒に展示しています。私立美術館、そして現代美術を扱う美術館としての在り様について、お話を伺います。
講師:青野和子(ハラ ミュージアム アーク 館長)
1985年より学芸員として原美術館に勤務。ハラ ミュージアム アーク設立に関わり、原美術館の「ハラドキュメンツ6:須田悦弘 泰山木」(1999)、「横尾忠則作 暗夜行路」(2001)、「篠田桃紅 朱よ」(2003)、「タピエス―スペインの巨人 熱き絵画の挑戦」(2005)、「ヨロヨロン 束芋」(2006)、「ヤン フードン―将軍的微笑」(2009〜10)のほか、ハラ ミュージアム アークでの「鬼頭健吾 MULTIPLE STAR」(2017)そしてハラ ミュージアム アークと原美術館で同時開催の「加藤泉 LIKE A ROLLING SNOWBALL」(2019)などを企画。教育普及プログラムやコレクション管理も担当。ハラ ミュージアム アーク副館長を経て同館館長。