出展作家:伊藤 篤司(いとう あつし)
大分市在住の伊藤篤司さんの風景画をご紹介します。
絵を描くのが大好きな伊藤さんが風景を描くようになったのは、20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけでした。
今回展示する作品は、赤レンガ館や西大分に停泊するフェリーなど、大分市の街中の様子が味わい深い線で描かれています。アーケード街にかつてあった帆船のモニュメントなど、今は見られなくなった懐かしい風景もご覧いただけます。絵の中の町あるきを楽しんでいただければ幸いです。
表現において「遊び心」は重要です。画家や彫刻家がモティーフ、構図、形や素材などを考える時、ふとしたひらめきや、子どものような「遊び心」が鍵となることがあります。本展では他にはないユニークな発想を取り入れた作品をご紹介します。
世界一、世界最強とも言われている日本のものづくりを、さらに元気にしているアートファクトリー「TASKO(タスコ)」。彼らのユニークな発想力と優れた技術力は、これまで様々な企業やアーティスト、デザイナーとのアイデアをカタチにし、幅広い分野で多くの作品を手がけてきました。本展では、現代アートとして見応え充分でありながら、ものづくりにおける「つくる」にスポットをあて、TASKO がこれまで制作してきた作品を展示し、多様な視点と体験で「つくる」の魅力を紹介します。TASKOの作品を通して、使われている部品、しくみやしかけ、「ひらめきをかたちに」変えた背景、エピソードから感じるものづくりの不思議、おもしろさ、楽しさに興味関心を持つことで、想像力、発想力、創造力が刺激され、きっとワクワクしてくるはずです。「つくる」ってどういうことなのかを理解し、「どうつくる?」を考え、「つくりたくなる!」きっかけを見つけられる展覧会です。