教育普及
連続ワークショップ/ソロ・ミュージアムの勧め《Bコース》「鉛筆ってすげぇ!宇宙を描く」
日時 / 2020年6月6日(土) ・13日(土)・27日(土)13:30~14:30
場所 / 大分県立美術館 2階 アトリエ
1日目。まずは映像や画像を見ながら、
宇宙ってどんなところだろう、と想像を膨らませます。
1人1セットずつ、10Bから10Hまで22本の鉛筆を配りました。
たくさんの種類があることに、みんな驚きの様子です。
カッターで鉛筆を削る方法を紹介しました。
実際にやってみました。
最後に、コレクション展示「ブラック&ホワイト」へ。
鉛筆が使われた作品、1点を見ました。
下からのぞくと、テカテカ鉛筆の光沢が分かります。
2日目は、10メートルの画用紙をみんなで広げます。
22種類の鉛筆を実際に使ってみながら、
描き心地がどんなふうに違うのか体感しました。
手も足も真っ黒にしながら、
白い画用紙を真っ黒にしていきます。
真っ黒にした後は、練り消しゴムを使って、
惑星など宇宙から連想するものを描いていきました。
みんな夢中で描きました。
22種類の鉛筆と自分の好きな部分を切り取って持って帰り、
3日目までの2週間の間にさらに描き込んできます。
3日目。みんなが描いた宇宙が集まりました。
2日目の時に切り取って残った部分を使い、宇宙空間をつくる山のようなものや惑星、
宇宙船などを立体的につくっていきました。
切り方や丸め方など、それぞれ試行錯誤しながらいろいろな形をつくっていました。
つくったものをみんなが描いた宇宙の中に並べたり、
天井からぶら下げ、宇宙空間は広がっていきました。
宇宙空間が完成!
照明を暗くしてみました。
鉛筆で真っ黒にした宇宙に、惑星や宇宙ステーション、星が輝いています。
近づいてみると、、、鉛筆で描いた線がこんなにたくさん!
黒い画用紙を筒状にして宇宙を覗き込むと、
自分が宇宙空間の中にいる気分をより味わえます。
ライトを当て、UFOに見立てたりして楽しみました。
時間はあっという間に過ぎていきました。