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  2019年1月18日(金)

平成30年度 文化庁 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業  ミュージアムレクチャー特別講演会  宇佐の色・日本の色・大陸の色~美術の視点からみた宇佐と奈良~


本講座は、「歴史と色彩」をテーマとして、ふるさとへの愛着と地域文化の理解を深めることを目的としたものです。
宇佐市立宇佐中学校では、特別授業「スクールミュージアム」「アートワークショップ」「宇佐神宮と歴史・文化講座」を実施してきましたが、そのまとめとして本講座を実施します。
宇佐(神宮)や春日大社に見られる鳥居の赤(朱)の色など、色彩の果たした社会的役割にふれるとともに、寺院、宝物、絵画、絵図などを通して見えてくる宇佐と奈良の関係、大陸と日本との関係など、宇佐の果たした歴史的・文化的役割を読み解く講座です。
なお、本講演会当日には、宇佐中学校の生徒による「ふるさとの魅力発見!~宇佐の色・歴史の色」(仮称)の発表会も行われます。特別授業にあわせて実践してきた、美術科・社会科・総合的な学習の時間等での日常授業での学習の様子もあわせてご覧いただけますと幸いです。


講師:奈良国立博物館長 松本伸之 日時:平成31年1月23日(水) 10:45~11:45
       (開会行事9:45~9:55 「ふるさとの魅力発見!」発表会9:55~10:35)
会場:宇佐市立宇佐中学校(大分県宇佐市大字橋津434)体育館
参加者:宇佐市立宇佐中学校1年生・2年生・3年生 119名     
             ※地域の方、保護者等もご参加いただけます。 


【講師経歴】 昭和60年3月早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了 平成20年4月~ 東京国立博物館学芸企画部長 平成26年4月~京都国立博物館副館長(兼)学芸部長 平成27年4月~東京国立博物館副館長 平成29年4月~奈良国立博物館長
【専門分野】アジアの工芸史・彫刻史
【講師紹介】 平成29 年4 月に着任。博物館運営をはじめ、文化財行政を巡る様々な課題に取り組みつつ、中国を中心に、アジア各地の古代から近世にかけての工芸史と彫刻史に関する研究を行っている。仏教文化にも多大な関心があり、アジア各地に残る仏像や仏具などの調査を進めながら、多種多様な遺品の様式的な分析を通じて、仏教伝播ないし交流や展開の実態を跡づけようと試みている。




※アートフル大分プロジェクト実行委員会は、大分県、大分県教育委員会、大学、(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団(大分県立美術館)を構成員とする実行委員会で、「平成30年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業」の助成を受け、地域と連携した美術による人材育成事業に取り組んでいます。

〈本件に関するお問い合わせ先〉
アートフル大分プロジェクト実行委員会事務局
((公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団企画室)
担当 木村・塩月 TEL097-533-4011
kimura@opam.jp・shiotsuki@emo.or.jp