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OPAMブログ

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アトリエ・ミュージアム@ブログの中からこんにちは♪ 植物のタネを視よう!~回転オブジェをつくる! その1.

教育普及 2020.03.23

 植物のタネは自らの子孫を増やすため、様々な方法を行っているのを知っていますか? 
 
<実がはじけて飛んでいく>
 ホウセンカ、カタバミ、ゴマは、勢いよく弾けてタネを飛ばします。
 
<動物に運ばれる>
 カキ、ブトウ、アケビ、ビワなどは、鳥や獣が実を食べて、タネは消化されずに糞と一緒に外に出るため、思わぬところに生えています。
 またオナモミ、センダンは、鉤状の針が動物の毛や人の服について運ばれます。
 
<水に浮かぶ>
 ヤシ、モダマ、オニビシのタネは水に浮きやすく、川や海の水で遠くに運ばれます
 
<風にのる>
 カエデ、アオギリ、ニワウルシのタネは、ヘリコプターのようにクルクル回って落ちていきます。タンポポやアザミ、ガマの穂は、ふわふわ風にのって運ばれていき、遠くの地で着地。そこで芽を出します。
 
 これらのタネは、造形的に見ても、とっても魅力的。OPAM2Fのアトリエ前、植物の教材ボックスの中には、たくさんのタネが入っています。そのタネを実体顕微鏡で見ると、まるで現代彫刻のよう。「朝のおとなの1010講座」や「夜のおとなの金曜講座」では、こうしたタネを実体顕微鏡で視たり、触ったりしながら教材ボックスを間近に視る・感じる講座ですが、残念ながらただいまお休み中。
 そこで紹介したいのが文ちゃんのホームページ「タイニーカフェテラス」です。このページを作っている文ちゃん(永田文男/工学博士)は、2018年1月に、「植物をめぐる7つのお話 其の四 電子顕微鏡で視る植物の世界」でOPAMに来ていただきました。走査型電子顕微鏡で、身の回りの様々な世界を紹介している文ちゃんのホームページを見ると、身の回りの世界が、また違ったように感じるかもしれません。ぜひ「タイニーカフェテラス」、ご覧ください。
 

文ちゃんの「タイニーカフェテラスHP           植物をめぐる7つのお話 「其の四 電子顕微鏡で視る植物の世界」
文ちゃんの「タイニーカフェテラスHP           植物をめぐる7つのお話 「其の四 電子顕微鏡で視る植物の世界」



 さて今回はカエデをはじめ、タネがクルクルと回ることを参考した回転オブジェの制作です。
 作り方は「その2」へつづく。