2024.10.01
皆さんこんにちは!
教育普及室の中嶋(しまけん)です。
今回は8月9日(金)に実施した出前ワークショップの報告をします。
この日はナーサリーみにふう(別府市)の4~5歳の子どもたちと
アクション・ペインティングをしました!
まずは大きな紙をみんなで広げて、
指や手のひらを使って絵を描きます。
初めは絵の具の付いた指を見ながら、近くの友だちの様子を眺めながら、
ゆっくり絵を描いてた子どもたち。
先行する友だちに誘われながら、手のひらで描く時にはみんなの気持ちもほぐれて
先生や友だちと夢中になってワイワイ盛り上がってました!
手で描いた後は、ボトルに入った絵の具を紙の上に垂らしたり、飛び散らしたり。
紙の上で勢いよく舞う絵の具たちを見て、
子どもたちのテンションはグングン上がっていきます!
さらに、紙を持ち上げて傾けて、絵の具が垂れる様子を見ました。
多彩な絵の具が目の前を流れる様子に見とれる子どもたち。
「わぁ~」「すごーい」といった驚きや感動の声が室内に響き渡ります。
最後は、足を使ってダイナミックに!
足の裏で絵の具の感触を確かめながら、
初めは恐る恐る紙の上を歩く子どもたち。
ちょっと冷たくて、ヌルヌルしてて、なんだか不思議な心地。
感触を味わううちに、だんだん楽しくなってきた!
子どもたちの大胆な動きも相まって、絵の具も激しく混ざり合います。
大きな紙に身体を使って描くのは爽快かつ刺激的なひととき!
子どもたちの手足は絵の具に彩られ、驚きと歓喜の声が部屋中に響きました。
<出前ワークショップを終えて>
一人で絵を描くのも楽しいけど、みんなで描くのも楽しい!
絵の具の感触や匂い、飛び散る音などを五感で楽しみながら、
大きな紙の上でのびのびと描く喜びをあらためて実感するとともに、
時には大胆に楽しむことも大切だなぁと、しみじみ思いました。
今度はもっと大きい紙で、みんなでダンスしながら描きたいなぁ。
想像しただけでも楽しいです!
OPAM教育普及室では、
「体感」「工作」「鑑賞」「絵の具」といったラインナップで
様々な出前ワークショップをしてます。
今後もブログで報告しまーす!
大分県立美術館 教育普及室
中嶋 健太(しまけん)