長谷川等伯とフェルメールには共通点がある?
同時代の洋の東西で制作した作家の意外な共通性について、修復家の木島隆康先生独自の視点でお話しします。
OPAM美術部では、昨年度に引き続き、修復家の木島隆康先生を講師に迎え、テンペラ画を行っています。
そして「OPAM美術部+α」は、美術部ではない中学生から一般の方も参加できる特別ワークショップ・レクチャーです。今回は長谷川等伯とフェルメールに共通点がある?というお話です。
*講座終了後、木島先生とOPAM美術部員はテンペラ画の絵の具づくりを行います。特別講座に参加された方は引き続き、ご見学できます。(終了予定16:30)
講師:木島隆康(画家・修復家・東京藝術大学名誉教授)
<profile>
1951年北海道生まれ。創形美術学校修復研究所および修復研究所21にて油彩画修復に携わる。2002年より東京藝術大学大学院美術研究科保存修復油画研究室で油彩画修復と金地テンペラの技術指導を中心に文化財保存分野の人材育成に携わる。これまで「パリ日本館藤田絵画修復事業」に際し修復家としてパリに派遣されたのをはじめ、絵画修復の専門家として数々の重要な油彩画作品の修復を手掛けてきたほか、迎賓館赤坂離宮や東京大学安田講堂等の建物装飾としての油彩画作品の修復を牽引してきた。OPAM教育普及には[Hands on Works]としてフラ・アンジェリコ《受胎告知》の部分模写とその制作工程見本、そしてテンペラ画3点がある。
【問い合わせ先】
大分県立美術館 学芸企画課 教育普及室
tel:097-533-4502/mail:edu@opam.jp