ウィーンを中心とした活動で、長いキャリアを持ち、非常に高い評価を得ているアーティスト。
型にはまらず、のびのびとして、かつ激しい野生的激情に満ちた絵画やアニメーション、またパピエ・マシェ(紙を溶かして固めたもの)による彫刻や仮面などを使って、即興的で強烈なパフォーマンスを展開。
1960年代から展開するウィーン肉体派の伝統を、現代化し続けている極めてユニークな存在。
展覧会場には、アニメーションやドローイング、パピエ・マシェを展示。本展用の新作パフォーマンスも披露します。
6月18日(土)は、竹田市でワークショップも行います。
パフォーマンス「ぼくの紙の微笑み:光、動、陰 light, movement and shadow of my paper - smile」
共演者:シャンタイル・ドーン
※パフォーマンスの鑑賞には展覧会観覧券を購入する必要があります。お申し込みは不要です。
トネ・フィンク Tone Fink
1944年オーストリア、シュヴァルツェンベルクに生まれ、ウィーン美術アカデミーで学ぶ。ウィーンとフォアアールベルク州に在住。ドローイング・絵画・紙の立体作品等、主に紙を媒体とした作品や、パフォーマンス、映像作品などを手がけるアーティスとして活躍。ザルツブルク、International Summer Academy of Fine Artsで教鞭をとる。ウィーン市によるStadt Wien für bildende Künste等受賞。アルベルティーナ、近代美術館(ウィーン)等、オーストリア国内の美術館の他、ザルツブルク、ベルリン、バーゼル等ヨーロッパを中心に個展を開催。