近年、その代表作《more than naked》(naked=ネイキッド=裸そのもの、素になること)によって爆発的な評価をヨーロッパで獲得し、主要なコンテンポラリー・ダンス誌において“重要な存在”と称されるウィーンのアーティスト。
身体を“動き”と“変化”の震央ととらえ、ダンスによってエネルギーを伝達。
展覧会場では、これまでの彼女の公演の様子を映像で紹介します。
6月11日(土)、12日(日)は、日本初公演となるパフォーマンスが会場内ステージで披露されます。
パフォーマンス「ユニヴァーサル・ダンサー OPAMバージョン Universal Dancer / OPAM Version」
音響:ボリス・コーペニング 制作アドバイザー:丸岡 由枝
※パフォーマンスの鑑賞には展覧会観覧券を購入する必要があります。お申し込みは不要です。
ドリス・ウーリッヒ Doris Uhlich
1977年、オーストリア生まれ。ウィーン在住。2002年から2009年にかけてコンテンポラリー・ダンスのための教育学をウィーン音楽院で学び、2006年までtheatercombinatに所属。以降、自身のプロジェクトを手がけ、現在に至るまで主要なコンテンポラリー・ダンス誌において重要なアーティストと称される。肉体の動きを軸に《more than enough》、《Rizing Swan》、《more than naked》等数多くの作品を発表。2015年よりウィーン国立音楽大学のMax Reinhardt Seminarで教鞭をとる。