The Ukiyo-e 歌川派展の関連ワークショップ・レクチャー。 色と人の関係を、色材文化として研究し、1992年より「色の博物誌展」シリーズを企画してきた降旗千賀子さん。2016年には「江戸時代の色材を視る・読む」を開催、「国絵図」と「浮世絵」を取り上げ、不透明と透明、豊かな江戸時代の色材文化について紹介しました。これらの展覧会とワークショップを豊富な画像で振り返り、あまり知られていないユニークな色材の世界について伺います。
講師:降旗千賀子(フリーランスキュレーター)
目黒区美術館で美術を素材や原料から視るための「画材と素材の引き出し博物館」を美術館ツールとして企画、『色の博物誌』というシリーズの展覧会とワークショップに発展させた。これまでには「青-永遠なる魅力」「赤-神秘の謎解き」「白と黒-静かな光の余韻」「緑-豊潤な影」「黄色-地の力&空(くう)の光」を企画し、2016年には「色の博物誌ー江戸の色材を視る・読む」を開催した。OPAMでは「色をめぐる7つのお話/其の五”色の博物誌をめぐって“」に続いて2回目の登場です。
平成30年度 大分県立美術館「色をめぐる7つのお話」 |