大分市在住の糸永亮太さんは、平日は社会福祉法人シンフォニーに通い、休日は余暇活動のダンスを楽しむ中で、9年以上も毎日続けていることがあります。
それは 「今日は何の日」 をテーマに絵を描くこと。ある日、心に浮かんだ 『今日は何の日だろう?』 という疑問をきっかけに、糸永さんのユニークな絵の世界が広がりました。
ホワイトボード用のマーカーは10色あまりと色数が限られているため、イメージした色に近づくよう混色し、細かい部分も気になるので1時間近くかけて詳細に描き込む絵もあります。
ホワイトボードに描いた絵は翌日には消してしまいますが、今回は、特に気に入った 『お宝版』 として保管している作品をお借りしました。
みなさんのお気に入りは 「何の日」 でしょうか?
出展作家:糸永亮太(いとなが りょうた)
まもなく梅や桜の季節が始まります。本展では、大分県の作家の作品を中心に、春や花に関わる作品を主にご紹介します。
冬が終わって暖かくなると、新緑が芽吹き、花のつぼみがほころびます。
雪が溶けて、人も動物もより動きやすくなります。節分や桃の節句、花見などの行事も行われます。身のまわりの花々とあわせて、春の季節をお楽しみください。
ザ・キャビンカンパニーは、大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。2009 年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を出版するほか、立体作品や舞台美術、歌手あいみょんのツアーパンフレット、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内コーナー『しりたガエルのけけちゃま』を生み出すなど、めざましい活躍をみせています。本展は「夢と驚きあふれる現代のアートびっくり箱」ともいえるような、ザ・キャビンカンパニーの創作活動とその源に宿すもの、そのすべてをご覧いただきます。