日田市に生まれた日本画家・岩澤重夫(1927-2009)は、京都市立美術専門学校卒業後、京都画壇の巨匠・堂本印象に師事し、日展を主な作品発表の場として活躍しました。画業の初期より、一貫して風景画の新たな可能性を探る創作活動を続け、心に響く風景との出会いを求めて全国各地を巡りながらスケッチを重ねました。大自然の雄大な景観や、四季折々の光景をみずみずしい感覚でとらえたその作品は、今日もなお多くの人々を魅了しています。
今回のコレクション展Ⅰでは、岩澤の没後10年を記念してその画業を振り返るとともに、所蔵品の中から様々な手法で自然をとらえた個性的な作品の数々を精選して紹介します。
県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は事前にお申し込みが必要となります。以下の様式でお申し込みください。
コレクション展Ⅰ「没後10年 岩澤重夫に捧ぐ-自然との対話」ギャラリー・トーク