特定非営利法人 京都文化協会とキヤノン株式会社が共同で取り組んでいる「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第8期作品として、ボストン美術館所蔵、長谷川等伯筆「龍虎図屏風」6曲1双の高精細複製品を2015年の美術館の開館に合せ、寄贈いただきました。
長谷川等伯 《龍虎図屏風》 安土桃山時代 |
安土桃山時代の画家、長谷川等伯が手掛けた「龍虎図屏風」は、右隻(龍)と左隻(虎)からなる屏風です。右隻(龍)は米国の美術研究家であるアーネスト・フェノロサが購入し、その後別の人物のもとを経て、1911年にボストン美術館に寄贈されています。左隻(虎)も同様に、米国の医師で、日本美術の研究家・収集家として知られるウィリアム・ビゲローが購入し、1911年にボストン美術館に寄贈されています。
2015年4月24日(金)~5月6日(水)
2015年5月7日(木)~7月16日(木)
会期:2016年7月20日(水) ~ 7月25日(月)
会場:大分県立美術館 3階 展示室B
2016年7月26日(火) ~ 9月6日(火)