展覧会
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展<童堂賛歌>
ザ・キャビンカンパニーは、大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。2009 年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を出版するほか、立体作品や舞台美術、歌手あいみょんのツアーパンフレット、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内コーナー『しりたガエルのけけちゃま』を生み出すなど、めざましい活躍をみせています。本展は「夢と驚きあふれる現代のアートびっくり箱」ともいえるような、ザ・キャビンカンパニーの創作活動とその源に宿すもの、そのすべてをご覧いただきます。
- 会期
- 2025年2月7日(金)~4月13日(日)
- 休展日
- なし
- 会場
- 大分県立美術館 1階 展示室A
- 開館時間
- 10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般 1,000(800)円/大学・高校生 800(600)円
・( )内は前売および有料入場20名以上の団体料金。
・中学生以下は無料。
・大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金。
・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。
・学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。
・本展の半券で同時期開催のコレクション展を1回のみご覧いただけます。ただし、コレクション展が休展の場合はご利用いただけません。 - 主催者
- 大分県立美術館
- お問合せ先
- 大分県立美術館 TEL:097-533-4500
主催 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
共催 大分合同新聞社、TOSテレビ大分
特別協賛 株式会社 海地獄、株式会社 タバタホールディングス、株式会社 明治、生活協同組合コープおおいた
助成 一般財団法人地域創造
後援 大分県、大分県教育委員会、NPO法人大分県芸振、西日本新聞社、毎日新聞社、エフエム大分、NOAS FM、J:COM大分ケーブルテレコム、大分経済新聞
展覧会のみどころ
みどころ1
◉活動15 周年、人気絵本作家ザ・キャビンカンパニーの大規模個展
子どもから大人まで、幅広い世代の心をつかむ絵本作家/美術家のザ・キャビンカンパニー。
かれらの活動15 周年の節目となる2024 年に開催する本展は、公立美術館初の巡回大規模個展。活動初期から最新作にいたる膨大な数の絵本原画をはじめ、活動初期から制作している立体造形、映像作品などを一堂に展示するとともに、絵本ができるまでの制作の過程や大分県由布市のアトリエの様子など、作品が生まれる背景も紹介。エネルギーに満ちたザ・キャビンカンパニーの作品世界を身体全体で楽しめる展覧会となります。
第三章 アノコロの国 (撮影:橋本大)
みどころ2
◉絵本の世界に入り込む―立体造形、アニメーション…絵本にとどまらない独自の世界
絵本作家として人気のザ・キャビンカンパニーですが、創作は平面にとどまりません。展覧会では、影絵あそびから着想を得た映像作品《オボロ屋敷》や、段ボールや板、紙粘土などで作られた大小さまざまな立体作品から構成された大型インスタレーションを展示。物語の世界に入り込むような体験ができ、ザ・キャビンカンパニーの絵本をより深く理解することができるでしょう。
《しりたガエルのけけちゃま》おかあさんといっしょ(NHK Eテレ)2022年-23年
みどころ3
◉あの人気キャラクターも!コラボレーションで進化するザ・キャビンカンパニー
ザ・キャビンカンパニーはこれまで、さまざまなアーティストや企業とコラボレーションしてきました。NHK-E テレ『おかあさんといっしょ』に登場する人気キャラクター「しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザイン原画や、ミュージシャンあいみょんのツアー「傷と悪魔と恋をした!」のパンフレット原画など、貴重な原画類もご覧いただけます。
ふたりの既成概念にとらわれない刺激的なクリエイションにも注目を。