展覧会
日本モダンの精華 京都国立近代美術館コレクション
伝統と革新。京都画壇を彩った名品とともに、
在留邦人を救った伝説の「首藤コレクション」が大分へ
京都国立近代美術館が所蔵する近現代の日本美術の名品を多数紹介し、歴史と伝統が育んできた京都の絵画の精華を紹介します。
- 会期
- 2018年9月28日(金)~10月21日(日)
- 会場
- 3階 コレクション展示室
- 開館時間
- 10:00~19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで) - 観覧料
- 一 般 ¥800(¥600)
大学・高校生 ¥500(¥300)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。 - 主催者
- 大分県芸術文化スポーツ振興財団特別企画実行委員会
- お問合せ先
- 大分県立美術館 Tel:097-533-4500
1200年以上にわたる歴史を通してわが国の文化の中心として発展してきた京都。この地では伝統と革新が溶け合いながら洗練された美術が育まれ、現代に至るまで、傑出した美術家を多数輩出してきました。
大分市出身の日本画家・福田平八郎もこの地で才能を開花させたひとり。写生派や琳派といった伝統を受け継ぎながら、卓越した造形感覚で新たな日本画の世界を切り拓いた京都画壇の巨匠です。
そして、福田の才能に惚れこみ、画業を支援したのが戦前の中国・大連で活躍した臼杵市出身の実業家・首藤 定氏(1890~1959)。《花菖蒲》をはじめとする福田の戦前期の代表作が数多く含まれた「首藤コレクション」は、終戦直後の混乱期に飢えに苦しむ在留邦人を救済するため、食料と引き換えに旧ソ連に渡りましたが、1975年にその中の福田作品42点が日本政府に寄贈され、現在は京都国立近代美術館の所蔵となっています。
本展は、京都国立近代美術館の全面的なご協力のもと、日本画の竹内栖鳳、上村松園、村上華岳、洋画の梅原龍三郎、安井曾太郎、須田国太郎、工芸の富本憲吉、北大路魯山人、河井寛次郎ら京都ゆかりの作家たちの名品とともに、数奇な運命をたどり日本に戻ってきた「首藤コレクション」の福田作品19点を紹介します。古都の伝統と創意が育んだ「日本モダン」の精華を、この機会に心ゆくまでご堪能ください。
[共 催]大分合同新聞社、TOSテレビ大分
[特別協力]京都国立近代美術館
[後 援]大分県、大分県教育委員会、大分県芸術文化振興会議、西日本新聞社、NHK大分放送局、エフエム大分、
大分ケーブルテレコム株式会社
[チケット(前売券・当日券) 販売場所]
大分県立美術館、iichiko総合文化センター 1F インフォメーション、大分合同新聞社本社受付・同プレスセンター、TOSハウジングメッセ、トキハ会館 3F プレイガイド、豊後プロパン「ビートパワー」、ヱトウ南海堂、大分市府内五番街商店街振興組合、大分県芸術文化振興会議、大分県職員消費生活協同組合、ローソンチケット(L81989)、チケットぴあ(P769-179)
「日本モダンの精華 京都国立近代美術館コレクション」紹介動画