未知っち、見ちっち vol.Ⅲ 見立ての世界
「其の二 見えると見る~米を占う菌類たち」講師:細矢剛(菌学)
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- 開催日
- 2022年12月17日(土)
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- 時間
- 13:30~16:30
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- 対象
- 中学生から一般(要事前申し込み)
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- 定員
- 40
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- 会場
- 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
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- 参加費
- 無料
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- 募集期間
- 2022年11月1日(火) ~ 12月16日(金)
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- 申込み方法
- 【 先着順 】右下の申込フォームからお申し込みください。
複数名でお申込みの場合はコメント欄に同伴者の氏名と人数をお書きください。
定員に達し次第、こちらのページで受付終了をお知らせします。
<申込締切>12月16日(金)
大分県日田市の大原八幡宮で行われている米占い(粥占い)は、炊いたお米を神殿に1か月収めることで、生えるカビを見ながら、毎年の吉凶を占う神事です。神殿に納められているお米に生えてくるカビ。このカビを科学的視点から観察した細矢剛さんに詳しい話を伺いながら、参加者のみなさんとともに、このカビを科学的観察のスケッチ法にチャレンジします。さらに想像力でのドローイング遊びも行います。
講師:細矢剛(菌学/国立科学博物館植物研究部長 兼 筑波実験植物園長、日本菌学会会長)
1963年生まれ。大学卒業後、製薬会社の研究員を経て、2004年より国立科学博物館に勤務。専門は菌類(きのこ・カビ・酵母)の分類や進化・生態に関する研究。動物でも植物でもない菌類の世界と、人間とのつながりをもっと知ってもらいたいと、展示や講演会などで、幅広く菌類の重要性をアピールしている。OPAMでは「未知っち、見ちっちvol.1 科学者と表現者」(2020年)、「What’s Museum? お米とお酒を視る」(2021年)に続き、3回目の登壇。
「科学との出会い」「芸術との出会い」「新しい未知との出会い」として始まった「未知っち、見ちっち」シリーズも第三回をむかえます。今回のテーマは「見立ての世界」です。 「見立て」とは、「例えば」とは言わないけど、喩えている。身のまわりのモノ・コトを、何か別のものになぞらえて表現する「見立て」について、芸術のメタファー、そして様々な「見立て」の世界をのぞきます。
【問い合わせ先】
大分県立美術館 学芸企画課 教育普及室
tel:097-533-4502/mail:edu@opam.jp