未知っち、見ちっち vol.Ⅲ 見立ての世界
「其の五 現代美術が細工見世物、美術展が開帳だったころの話」講師:木下直之(博物学・美術史)
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- 開催日
- 2023年1月28日(土)
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- 時間
- 13:30~16:30
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- 対象
- 中学生から一般(要事前申し込み)
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- 定員
- 40
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- 会場
- 大分県立美術館 2階 アトリエ・体験学習室
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- 参加費
- 無料
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- 募集期間
- 2022年11月1日(火) ~ 2023年1月27日(金)
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- 申込み方法
- 【 先着順 】右下の申込フォームからお申し込みください。
複数名でお申込みの場合はコメント欄に同伴者の氏名と人数をお書きください。
定員に達し次第、こちらのページで受付終了をお知らせします。
江戸時代末期から明治時代にかけて流行った見世物・開帳・書画会は、博物館・美術館のルーツと呼ばれています。庶民に身近な公開展示の場だったからです。見る楽しみを触発した文化資源としての「見立ての世界」についてもお話を伺います。
講師:木下直之(博物学・美術史/静岡県立美術館 館長、東京大学名誉教授、神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科教授)
1954年静岡県浜松市生まれ。専門は博物館学、美術史、写真史、見世物研究。近代日本美術を中心に、写真、建築、記念碑、銅像、祭礼、見世物など社会や国家にかかわる表現、物質文化全般について幅広く研究を行う。忘れられたもの、消えゆくものなどを通して日本の近代について考えてきた。OPAM教育普及には、連続講座「美術館をめぐる7つのお話」最終回、「その七 美術の境界をいったりきたり~美術館はどこへいく」(2020年1月)で招聘し、今回は2度目の登壇となる。
「科学との出会い」「芸術との出会い」「新しい未知との出会い」として始まった「未知っち、見ちっち」シリーズも第三回をむかえます。今回のテーマは「見立ての世界」です。 「見立て」とは、「例えば」とは言わないけど、喩えている。身のまわりのモノ・コトを、何か別のものになぞらえて表現する「見立て」について、芸術のメタファー、そして様々な「見立て」の世界をのぞきます。
【問い合わせ先】
大分県立美術館 学芸企画課 教育普及室
tel:097-533-4502/mail:edu@opam.jp