コレクション展Ⅴ:花が咲くころ

まもなく梅や桜の季節が始まります。本展では、大分県の作家の作品を中心に、春や花に関わる作品を主にご紹介します。
冬が終わって暖かくなると、新緑が芽吹き、花のつぼみがほころびます。
雪が溶けて、人も動物もより動きやすくなります。節分や桃の節句、花見などの行事も行われます。身のまわりの花々とあわせて、春の季節をお楽しみください。
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- 会期
- 2025年1月31日(金)~3月31日(月)
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- 開館時間
- 10:00~19:00
金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
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- 休展日
- 2025年3月3日(月)
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- 会場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室
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- 主催者
- 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
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- 観覧料
- 一般 300(250)円
大学・高校生 200(150)円
※( )内は有料入場20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料、TAKASAGO無料、UME団体料金
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
※開催中の企画展半券提示で1枚につき1回無料
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- お問合せ先
- 大分県立美術館 097-533-4500
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田近竹邨《鴛鴦遊春池図》1919年 |
【特別展示】日田の名家が守り伝える、貴重な御殿雛

「コレクション展Ⅴ:花が咲くころ」では、日田市の原次郎左衛門家のご協力により、初代永徳斎作の御殿雛を特別展示しています。
初代永徳斎は、江戸初期創業の京都の名門 「岡田次郎左衛門」 の12代目を継承し、明治・大正期には皇室や公家・大名の御用を承るほどの名工でした。しかし、多くの作品は関東大震災や東京大空襲で失われ、現存するものはごくわずかです。今回展示する御殿雛は、奇跡的に残された数少ない作品のひとつです。
紫宸殿を模した壮麗な御殿飾り、26体の精巧な人形、象牙に蒔絵を施した繊細な雛道具、そして三種の神器を再現した格式高い装飾——そのすべてが、職人の卓越した技術と美意識を伝えています。
春の訪れを祝うこの季節、歴史と伝統が息づく貴重な御殿雛をぜひご覧ください。
関連イベント
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コレクション展Ⅴ「花が咲くころ」びびコレクション展オープニングレクチャー
- 開催日
- 2025年1月31日(金)
- 時 間
- 14:00~15:00
- 会 場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室
- 対 象
- 大分県芸術文化友の会「びび」会員
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コレクション展Ⅴ「花が咲くころ」学芸員によるギャラリートーク
- 開催日
- 2025年3月2日(日) ~ 3月16日(日)
- 時 間
- 上記期間中 2025年3月2日(日)、16日(日) 各日14:00~15:00
- 会 場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室