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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 伊藤篤司の風景画

出展作家:伊藤 篤司(いとう あつし)

大分市在住の伊藤篤司さんの風景画をご紹介します。

絵を描くのが大好きな伊藤さんが風景を描くようになったのは、20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけでした。

今回展示する作品は、赤レンガ館や西大分に停泊するフェリーなど、大分市の街中の様子が味わい深い線で描かれています。アーケード街にかつてあった帆船のモニュメントなど、今は見られなくなった懐かしい風景もご覧いただけます。絵の中の町あるきを楽しんでいただければ幸いです。

会期
2024年3月1日(金)~2024年4月30日(火)
会場
大分県立美術館 2F

展覧会の詳細

つくる展-TASKO(タスコ)ファクトリーのひらめきをかたちに-

Untitled (Making #235), 2021 © Gottingham
Image courtesy of TASKO and Studio Xxingham

世界一、世界最強とも言われている日本のものづくりを、さらに元気にしているアートファクトリー「TASKO(タスコ)」。彼らのユニークな発想力と優れた技術力は、これまで様々な企業やアーティスト、デザイナーとのアイデアをカタチにし、幅広い分野で多くの作品を手がけてきました。本展では、現代アートとして見応え充分でありながら、ものづくりにおける「つくる」にスポットをあて、TASKO がこれまで制作してきた作品を展示し、多様な視点と体験で「つくる」の魅力を紹介します。TASKOの作品を通して、使われている部品、しくみやしかけ、「ひらめきをかたちに」変えた背景、エピソードから感じるものづくりの不思議、おもしろさ、楽しさに興味関心を持つことで、想像力、発想力、創造力が刺激され、きっとワクワクしてくるはずです。「つくる」ってどういうことなのかを理解し、「どうつくる?」を考え、「つくりたくなる!」きっかけを見つけられる展覧会です。

会期
2024年4月5日(金)~5月6日(月・振休)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A

展覧会の詳細

地域美術館 at 大分県立歴史博物館 「博物館で“美”の探検―大分県立美術館コレクション-」(会場は宇佐市 ※詳細はこのページをご参照ください)

宇佐市に大分県立美術館の美術作品がやってくる!
大分県立美術館は、大分県ゆかりの美術家を中心として、5000点を越える多様な美術作品、資料を収蔵しています。当館では「地域美術館」と称して、こうした収蔵品を県内地域で展示し、その地域に関わる美術や歴史等を学び、楽しむ機会を提供する展覧会を実施しています。令和6年度は、宇佐市の「大分県立歴史博物館」にて開催いたします。
宇佐市を含む県北地域は、六郷満山、宇佐神宮をはじめとした神仏習合文化の発祥の地として知られています。一方で国東半島では現代アートを中心とした芸術祭なども開催され、新旧の芸術文化が華を咲かせる地域でもあります。
本展では、国東で多くの弟子を育てた美人画家の吉原真龍や、安心院で医業を継ぎながらも本草学の研究で活躍した賀来飛霞、日展や県美展で活躍した洋画家・大平敬次郎、日本画の革新に挑んだ田口壮、帝展で活躍し夭折した彫刻家・岩男是命、箱やレリーフの形状の磁器に大分ゆかりの風景を描いた河合誓徳など、県北ゆかりの作家たちの作品を中心にご紹介します。
また、一部のコーナーでは、大分県立歴史博物館の所蔵品も展示します。
作品を通して、皆様に郷土の豊かさを思い出していただき、本展が新たな視点を得るきっかけになれば幸いです。

会期
2024年4月26日(金)~6月9日(日)
会場
大分県立歴史博物館 企画展示室(〒872-0101 大分県宇佐市大字高森字京塚)

展覧会の詳細

gallery MAPO (ギャラリーマポ) 薬師神文孝のアルミホイルの宇宙

出展作家:薬師神 文孝(やくしじん ふみたか)

豊後大野市犬飼町の自然豊かな小高い丘の上に、自閉症の人のための入所施設「めぶき園」があります。園で過ごす1日の活動には、生産活動・療育活動・クラブ活動といった様々なメニューがあります。

薬師神 文孝さんは生産活動「アート課」で、アルミホイルを使った不思議な創作を続けています。毎日毎日、職員とともに生みだされるこの表現は、まるで星の集まりがいつしか銀河になるように、静かに輝きながら広がりをみせています。

会期
2024年5月2日(木)~6月30日(日)
会場
大分県立美術館 2F

展覧会の詳細

コレクション展Ⅰ:アートと遊び心

表現において「遊び心」は重要です。画家や彫刻家がモティーフ、構図、形や素材などを考える時、ふとしたひらめきや、子どものような「遊び心」が鍵となることがあります。本展では他にはないユニークな発想を取り入れた作品をご紹介します。

会期
2024年4月5日(金)~6月3日(月)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

没後50年 福田平八郎

モダン、カラフル、チャーミング。
自然を見つめ、鮮やかに切り取る日本画家。待望の回顧展

大分市に生まれた福田平八郎(1892 –1974)は、18歳のとき京都に出て絵を学びました。自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得たのち、昭和7年(1932)に《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)を発表し、その大胆な挑戦で人々を驚倒させました。その後も《竹》(京都国立近代美術館蔵)や《雨》(東京国立近代美術館蔵)など、色や形、視点や構成に趣向を凝らした作品を制作し「写実に基づく装飾画」という新しい時代の芸術を確立しました。
没後50年の節目に開催する本展は、初期から晩年までの優品約100件を一堂に展示し、その魅力に迫ります。また「写生狂」を自称した画家の瑞々しい感動やユニークな目線を伝えるスケッチ類もあわせて紹介し、名作誕生の背景を探ります。
見るものに今も新鮮な驚きを与え、自然美への共感を誘う平八郎の清新な世界にどうぞご期待ください。

会期
2024年5月18日(土)~7月15日(月・祝)
会場
大分県立美術館 3階 展示室B

展覧会の詳細

コレクション展Ⅱ「水の情景ー生々流転」

「没後50年 福田平八郎」展の開催にあわせて、その主要なモティーフである「水」に着目。
山野に降り注いだ雨が姿を変えながら大海へと移り変わっていくさまをさまざまなジャンルの作品でたどります。

会期
2024年6月7日(金)~7月18日(木)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

養老孟司と小檜山賢二「虫展」 〜みて、かんじて、そしてかんがえよう

解剖学者で無類の昆虫愛好家、昆虫学者としても知られる養老孟司。対象物の全てにピントがあう深度合成技法を駆使し、昆虫写真の新たな可能性を切り拓いた小檜山賢二。二人は七十年以上楽しく虫を観察してきました。本展は、養老先生の言葉と小檜山先生の写真を通して、驚きと不思議に満ちた「虫」の世界をご紹介します。展示室では、研究室での養老さんの様子やカブトムシやゾウムシ、トビケラの巣などの微細な構造をデジタル技術で拡大し、見たこともない造形を鑑賞していただけます。標本とあわせてお楽しみください。

会期
2024年7月13日(土)~8月25日(日)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A

展覧会の詳細

北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦  江戸東京博物館コレクションより

本展では、風景版画で双璧をなす葛飾北斎(1760~1849)と歌川広重(1797~1858)、二人それぞれの風景画への「挑戦」に焦点を当て、名作「冨嶽三十六景」、「東海道五拾三次之内」などの代表作を中心にご紹介します。「冨嶽三十六景」は前後期で全46図大公開!(会期中大規模な展示替を行います)今回東京都江戸東京博物館の貴重な浮世絵コレクションを、九州では大分でのみご覧いただけます。ぜひお見逃しなく!

会期
2024年7月26日(金)~9月8日(日)※8月19日は休展日
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 『竹会』 竹を 見る 知る 考える 作る 遊ぶ 聴く 語る 味わう 触れる そして好きになる… 竹の魅力に会える16日間

(9/14~開催中の「特集展示 大分竹工芸名品展-此君礼賛Vol.8-」とは別の展覧会です)

大分県は、日本一の「マダケ」の産地。国指定の伝統的工芸品でもある「別府竹細工」をはじめ、日用品から土産物、さらには芸術品まで、良質な竹をさまざまに活用し、幅広く愛されてきました。『竹会 〈たけえ〉』は、見て、触れて、味わって、聴いて、竹の魅力や新たな一面に出会えるイベントです。
・竹工芸家が、竹の割り剥ぎから編みまでを会場で実演します。公開制作で日々変化していく展示をお楽しみください。
・夜は竹の作品がライトアップされ、OPAMが幻想的な空間に。
・竹にまつわるマーケットや音楽ライブなどイベント盛りだくさん。
・竹に触れるコーナーやワークショップブース、キッズコーナーもあります。
・竹の道具を使ったお茶会やフラワーアレンジも開催。特別な雰囲気をお楽しみください。

会期
2024年10月11日(金)~10月26日(土)
会場
大分県立美術館 アトリウム

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コレクション展Ⅲ「かわいい日本美術」

 日常のコミュニケーションの中で“かわいい”という言葉は色々な場面で使われています。日本では古くから“かわいい”ものを愛でる独自の文化があり、日本語の“かわいい”には、様々なニュアンスが含まれています。
 本展では、美術作品に表現された身近な犬や猫、鳥やリス、フクロウなどの小動物、愛らしい季節の草花、無邪気で微笑ましい子ども、“ゆるかわ(ゆるくてかわいい)”の僧・布袋さんや南画に描かれた人物、さらには着物や工芸作品のデザインまで、幅広い作品に注目します。可憐なもの、幼いもの、小さいもの、素朴なもの等々の“かわいい”をキーワードに、日本美術の新たな魅力を探ります。

会期
2024年9月14日(土)~11月26日(火)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

展覧会の詳細

特集展示 大分竹工芸名品展-此君礼賛Vol.8-

(10/11~開催の”OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024『竹会』”とは別の展覧会です)

長谷川絢《君牴牾(君)》2022年 寄託品

大分県立美術館のコレクションの中でも、竹工芸で初めて人間国宝となった本県出身の生野祥雲斎(1904-1974)の作品を軸とした約300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級として知られています。

当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「大分竹工芸名品展-此君礼賛-」をシリーズとして開催しています。

今年度のVol.8では、「生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展」に先駆けて、祥雲斎以降の作家を中心に、大分の竹工芸の歴史や変遷を当館コレクションの優品からご紹介いたします。

※本展はコレクション展Ⅲ「かわいい日本美術」展示室内で開催される特集展示です。

会期
2024年9月14日(土)~11月26日(火)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室 (コレクション展Ⅲ「かわいい日本美術」同展示室内で開催)

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おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol.6 手から始まるアドベンチャー

会期
2024年10月30日(水)~11月9日(土)
会場
大分県立美術館1階 展示室A

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gallery MAPO (ギャラリーマポ)  堀 徳行+ 徳丸美香 モザイコの窓

自閉症を中心とする発達障がいがある人たちの豊かな育ちと暮らしを実現することを目的とする「社会福祉法人 萌葱の郷」が発信する創作ブランド、アトリエMOE。

50名を超えるメンバーの中から「どんこの里いぬかい」の堀さん・徳丸さんの作品をご紹介します。

手で割ることができる樹脂のモザイコ。思いのままに木の板に貼り付けて出来上がる画面は、一見抽象的でありながら、不思議な物語の世界へと私たちをいざなう窓のようにも感じられます。

出展作家:堀 徳行(ほりのりゆき)、 徳丸美香(とくまるみか)

会期
2024年11月2日(土)~12月25日(水)
会場
大分県立美術館 2F

展覧会の詳細

生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―

ダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを誇る諸橋近代美術館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目します。ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されている サルバドール・ダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、 版画、彫刻のほか、シュルレアリスムの作家の作品群から明らかにします。作品約70件と関連資料を展示いたします。

会期
2024年11月22日(金)~2025年1月19日(日)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A

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コレクション展Ⅳ:心のイメージ

美術家たちは自らの心の中で作り出したイメージを様々な手法で表現しています。江戸時代の南画家たちは、見ることのできない中国の仙境を心の中でイメージを膨らませながら描き出しました。近代に入ると眼に見える世界を超越した心の内面を表現しようとする美術家たちがあらわれます。日本画家・髙山辰雄は、自然と人間とのつながりや、生命の不思議に思いをめぐらせ、その思念の先に紡ぎ出した象徴的なイメージを通じて独自の画境を切り拓きました。洋画家・糸園和三郎は、シュルレアリスムを創作の起点として、静謐な心象風景の中に、現代に生きる人々の不安や孤独を詩情豊かに描き出しました。
本展は「生誕120 周年 サルバドール・ダリ」展の開催にあわせて、大分県立美術館のコレクションより人間の心の内面を写し出した作品を紹介します。

会期
2024年11月30日(土)~2025年1月27日(月)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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生誕120年・没後50年 生野祥雲斎展

別府市出身で、「竹芸」分野初の人間国宝に認定された生野祥雲斎。本展では、生誕120年・没後50年を記念して、その作品の全貌を展示し顕彰します。唐物風の初期作から、古典的構成に櫛目編を新たな感覚で取り入れた技巧的な作品群、さらに櫛目編を大胆に用いた彫刻的な作品や、晩年の竹の素朴な美しさや力強さを生かした作品まで、幅広い作風の展開をご紹介いたします。

会期
2024年12月7日(土)~2025年1月23日(木)
会場
大分県立美術館 3階 展示室B

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コレクション展Ⅴ:花が咲くころ

田近竹邨《鴛鴦遊春池図》1919年

まもなく梅や桜の季節が始まります。本展では、大分県の作家の作品を中心に、春や花に関わる作品を主にご紹介します。
冬が終わって暖かくなると、新緑が芽吹き、花のつぼみがほころびます。
雪が溶けて、人も動物もより動きやすくなります。節分や桃の節句、花見などの行事も行われます。身のまわりの花々とあわせて、春の季節をお楽しみください。

会期
2025年1月31日(金)~3月31日(月)
会場
大分県立美術館 3階 コレクション展示室

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ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展<童堂賛歌>

ザ・キャビンカンパニー「童堂賛歌メインビジュアル」2024年

ザ・キャビンカンパニーは、大分県の廃校をアトリエにし、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗と吉岡紗希による二人組の絵本作家/美術家。2009 年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を出版するほか、立体作品や舞台美術、歌手あいみょんのツアーパンフレット、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」内コーナー『しりたガエルのけけちゃま』を生み出すなど、めざましい活躍をみせています。本展は「夢と驚きあふれる現代のアートびっくり箱」ともいえるような、ザ・キャビンカンパニーの創作活動とその源に宿すもの、そのすべてをご覧いただきます。

会期
2025年2月7日(金)~4月13日(日)
会場
大分県立美術館 1階 展示室A

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第43回大分県ジュニアデザイン展

会期
2025年3月18日(火)~3月23日(日)
会場
3階 展示室B

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