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イベント&プログラム

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おおいた温故知新2016 ~大分の先人たちの知性と感性に学ぶ~ vol.1
「宇治山哲平」
  • 開催日
    コレクション展Ⅲ会期中(2016年8月5日(金)~10月4日(火))
  • 時間
    10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
  • 会場
    3階 コレクション展示室内
  • 参加費
    一般300(250)円 大学生・高校生200(150)円
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※企画展「片岡辰市コレクションの精華」をご覧のお客様は半券にて無料
    ※中学生以下は無料
    ※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
    ※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
    ※障がい者とその付添人(1名)は無料
  • 募集期間
    申込み不要当日参加可

大分県ゆかりの芸術家や学者たちの生涯と業績をひろく県民に紹介する「おおいた温故知新 ~大分の先人たちの知性と感性に学ぶ~」の第一弾として、日田市出身の洋画家 宇治山哲平(1910-1986)を取り上げます。
宇治山哲平は地元の工芸学校で漆芸や蒔絵の技法を身につけたあと、漆職人として仕事をするかたわら、はじめ木版画家として活躍します。
その後30歳前後から油彩画に転じ、50歳を迎える頃には日本的美感を捉えた独自の抽象スタイルを確立して高い評価を得ます。
また、現在の大分県立芸術文化短期大学では、開学当初から美術科教授として指導に当たり、数多くの後進の育成に尽力するなど、地元の芸術文化の振興にも大きく寄与しています。
今回は、長年にわたって描きためられた克明なデッサンに加えて、初期の木版画や愛用の画材、長く手元に置いていた古代の遺物など、ユニークな画業を影で支えた興味深い資料類を展示、紹介することで、抽象画家 宇治山哲平の人と芸術についての理解を深めてもらいたいです。