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展覧会

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江戸浮世絵の黄金時代
The Ukiyo-e 歌川派―豊春から国芳、広重まで

歌川国芳《讃岐院眷属をして為朝をすくふ図》山口県立萩美術館・浦上記念館(前期展示)

本展は、浮世絵史上、最大の画派として栄えた「歌川派」の代表的な絵師たちを特集する展覧会です。大きく注目するのは、歌川派の開祖として知られる歌川豊春(1735-1814)です。
豊春の「浮絵」や肉筆美人画を特集し、歌川派の確かな地盤をつくった開祖・豊春を詳しく紹介します。豊春については、近代以降に着手された史資料類の研究によって、豊後臼杵(現大分県臼杵市)の出身説が提唱されました。本展では謎の多い豊春のバックグラウンドについても検証します。
開祖豊春を筆頭に、その優れた弟子として同派の中興を担った豊国(1769-1825)と豊広(1774-1830)、さらにその門下から出て傑出した才能を示し、幕末の浮世絵界をリードした国貞(1786-1865)、国芳(1798-1861)、広重(1797-1858)、また同派のライバルでもあった葛飾北斎(1760-1849)や喜多川歌麿(1753?-1806)の紹介も含め、美人画、役者絵、武者絵、風景画など、さまざまなジャンルの浮世絵を展示します。
本展において、各時期を代表する歌川派の天才・奇才の絵師たちの作品を系統的にご覧いただくことによって、現代においても、決して輝きを失わない浮世絵芸術の粋をご堪能いただきます。

主 催:歌川派展実行委員会実行委員会 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
共 催:大分合同新聞社
後 援:大分県、大分県教育委員会、臼杵市、臼杵市観光情報協会、大分県民芸術文化祭実行委員会、 NPO法人大分県芸振、西日本新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、 OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム
助 成:一般財団法人地域創造                                     
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歌川国芳《相馬の古内裏》山口県立萩美術館・浦上記念館(後期展示)
歌川国芳《相馬の古内裏》山口県立萩美術館・浦上記念館(後期展示)
歌川豊春《観梅図》大分県立美術館 歌川豊春《江戸名所新吉原之図》島根県立美術館所蔵(前期展示)
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