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コレクション展Ⅱ My Favorite Things 美術家たちのお気に入り

愛猫家として知られる彫刻家・朝倉文夫が猫をモチーフとした作品を数多く制作したように、身近な生き物や草花、風景などお気に入りのものを繰り返し作品のモチーフにした美術家たちは少なくありません。日本画家・福田平八郎にとっての魚、彫刻家・山本常一にとっての鳥、洋画家・中山忠彦にとっての西洋アンティーク衣装。いずれも彼らが繰り返し作品のモチーフとしたお気に入りですが、これらのモチーフとの出会いは、彼らにとってかけがえのないものとなり、その芸術を大きく飛躍させました。本展は、それぞれの美術家たちの創作の原点となったお気に入りのモチーフを紹介します。
また、「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」に関連した特集展示として朝倉文夫の二人の娘、摂と響子をはじめ、兄の渡辺長男や弟子の日名子実三など、朝倉文夫を取り巻く美術家たちの作品を紹介します

福田平八郎《鮎》1952年 福田平八郎《遊鯉》1921年寄託品
福田平八郎《鮎》1952年 福田平八郎《遊鯉》1921年寄託品
正井和行《濤》1978年 モイーズ・キスリング《ミモザ》1945年 江藤純平《オリーブと海》1978年
正井和行《濤》1978年 モイーズ・キスリング《ミモザ》1945年 江藤純平《オリーブと海》1978年
中山忠彦《ターコイズブルー》2000年 山本常一《夜の証》1974年 髙山辰雄《牡丹》1995年
中山忠彦《ターコイズブルー》2000年 山本常一《夜の証》1974年 髙山辰雄《牡丹》1995年
朝倉響子《椅子》1977年 朝倉 摂《幸せの外の不幸せ》1964年
朝倉響子《椅子》1977年 朝倉 摂《幸せの外の不幸せ》1964年
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