特集展示 此君礼賛 おおいた竹ものがたり vol.7
テーマ:「竹工芸の新収蔵品」新たに当館の収蔵品となった竹工芸作品を紹介
大分県立美術館は、当県ゆかりの美術家の作品を中心とした5000点を越えるコレクションを収蔵し、年間を通じてコレクション展や企画展で紹介しています。中でも竹工芸で初めて人間国宝となった本県出身の生野祥雲齋(1904-74)の作品約80点を軸としたおよそ300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。
当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛-おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催いたします。タイトルの「此君(しくん)」とは竹の異称で、中国・晋の文人・王子猷が「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」(一日たりともこの君なしではいられない)と竹を深く愛した故事に因みます。
この特集展示(R5年度はvol.6, 7を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、当館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。
-
- 会期
- 2023年9月7日(木)~11月12日(日)
-
- 開館時間
- 10:00~19:00
金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
-
- 休展日
- 2023年10月11日(水)
-
- 会場
- 大分県立美術館 3階 コレクション展示室
-
- 主催者
- 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
-
- 観覧料
- 一般 300(250)円
大学・高校生 200(150)円
※( )内は有料入場20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料、TAKASAGO無料、UME団体料金
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
-
- お問合せ先
- 大分県立美術館 097-533-4500
宮崎珠太郎 《竹花器はばたく》 1960年 |