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gallery MAPO (ギャラリーマポ) 糸永亮太の「今日は何の日」

大分市在住の糸永亮太さんは、平日は社会福祉法人シンフォニーに通い、休日は余暇活動のダンスを楽しむ中で、9年以上も毎日続けていることがあります。

それは 「今日は何の日」 をテーマに絵を描くこと。ある日、心に浮かんだ 『今日は何の日だろう?』 という疑問をきっかけに、糸永さんのユニークな絵の世界が広がりました。

ホワイトボード用のマーカーは10色あまりと色数が限られているため、イメージした色に近づくよう混色し、細かい部分も気になるので1時間近くかけて詳細に描き込む絵もあります。

ホワイトボードに描いた絵は翌日には消してしまいますが、今回は、特に気に入った 『お宝版』 として保管している作品をお借りしました。

みなさんのお気に入りは 「何の日」 でしょうか?

出展作家:糸永亮太(いとなが りょうた)

糸永亮太(いとなが りょうた)

1994年生まれ。大分市在住(千葉県出身)。社会福祉法人シンフォニーに通い始めて間もないある日、母に「今日は何の日?」と問いかけたのがきっかけで絵を描き始めた。初めは画用紙に描いていたが筆圧が強く紙が破けてしまったことから、紙より強く、気軽に続けやすい、ホワイトボードに描き続けるようになった。2015年10月31日から始め、一日もかかさず毎日描き続けている。
「レッツダンスでガッツ元気の会」のメンバーでもあり、休日はダンスで仲間と共に汗を流す日々。
両親は「ストレスなく自分らしく続けられることが本人にとって一番」だと考え、絵の写真記録や保管をサポートしている。

gallery MAPOについて

つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。

「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。

大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。