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コレクション展Ⅳ 福田平八郎 対 宇治山哲平-和洋の眼

日本画家・福田平八郎(1892-1974)は、徹底した写実作品から出発し、次第に画面の簡略化を進め、晩年には明るい色面構成の世界に達しました。一方、洋画家・宇治山哲平(1910-1986)は、漆芸の分野から出発し、版画制作を経て、油絵に転向。鮮明な色彩と幾何学的な画面構成による独自の抽象表現を切り拓いた作家です。彼らは共に独自の画世界を進めながら、事物の抽象化や色面による画面構成を進めました。そこには、日本の近現代美術の大きな流れも見ることができます。
コレクション展Ⅳでは、福田と宇治山のこうした作品の移り変わりを代表的作品だけでなく、素描や資料もあわせて紹介します。

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