ユネスコ無形文化遺産登録記念 特別展示「日田祇園―見送幕の美―」
国の重要無形民俗文化財である「日田祇園の曳山行事」が、ユネスコの無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」として登録されたことを記念し、新年を迎える祝賀の特別展示を開催します。
-
- 会期
- 2016年12月27日(火) ~ 2017年1月9日(月・祝)
-
- 開館時間
- 10:00~19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
-
- 会場
- 1階 アトリウム
-
- 主催者
- 大分県、大分県教育委員会、(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団、大分県立美術館
-
- 観覧料
- 無料
-
- お問合せ先
- 大分県立美術館 Tel: 097-533-4500
12月27日(火) 10:00~ オープニング式典
日田祇園の概要
日田の祇園祭は、毎年7月20日過ぎに隈八坂神社・竹田若宮神社・豆田八坂神社の三社で行われる祭礼行事で、江戸時代から続いています。祇園祭にあわせて行われる9基の山鉾の巡行は、「日田祇園の曳山行事」として、平成8年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。そして、このたび全国の他の32の祭りとともに「山・鉾・屋台行事」として、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
9m近い山鉾への飾りつけは、町内の皆さんの手作りによるもので、歌舞伎の一場面を題材としています。
飾りつけが山鉾の前面の華であるのに対して、背面の華が「見送幕」です。幕は高さ3m、幅1.5mもあり、緋羅紗地に金糸を用いて、虎や鳳凰などを刺繍した豪華絢爛なものです。
豆田下町見送幕「鳳凰」(平成26年度復元新調) | 港町見送幕「牡丹に唐獅子」(平成21年度復元新調) |
大和町見送幕「岩に虎」(平成19年度復元新調) | 中城町見送幕「玄武」(平成27年度復元新調) |
共 催:日田市・日田市教育委員会・日田祇園山鉾振興会