素描の魅力
-作家のアトリエから-
素描は、人の目に触れることを前提に制作した「作品」ではありません。画家が日々の生活の中で目にする気になる対象や旅先の情景、頭に思い浮かんだイメージや作品の構想など、作品の元になるモティーフやイメージを気の向くままに描きとめたものです。写真のように対象を細部まで克明に写し取ったものもあれば、見た印象を鮮烈な色彩で写し取ったもの、また、気分にまかせて筆を走らせたものもあります。その臨場感あふれる生き生きとした描写や、即興性にとむ躍動するイメージは、完成した作品とは異なる独自の魅力を放っています。
本展は、当館のコレクションの中から、日本画の福田平八郎、髙山辰雄、岩澤重夫、洋画の宇治山哲平、佐藤敬らの特長的な素描を精選してご紹介します。また、関連する本画も併せて展示し、彼らが日々なにを見つめ、いかにして作品を生み出そうとしていたのか、その創作の舞台裏に迫ります。
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- 会期
- 2017年6月28日(水)~7月30日(日)
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- 開館時間
- 10:00~19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
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- 休展日
- なし
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- 会場
- 3階 展示室B
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- 主催者
- 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
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- 観覧料
- 一 般 ¥300(¥250)
大学・高校生 ¥200(¥150)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料
※学生の方は入館の際、学生証をご提示ください。
※コレクション展の半券で、本展を団体料金でご覧いただけます。また、本展観覧券の半券で、本展の会期中に限りコレクション展を団体料金でご覧いただけます。
※本展及びコレクション展の観覧券をセットでお買い求めいただいた場合は、それぞれ団体料金でご覧いただけます。
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- お問合せ先
- 大分県立美術館 Tel: 097-533-4500
髙山辰雄《少女》1978年頃 | 髙山辰雄《春日浦・思い出》 |
宇治山哲平《セティⅠ世の神殿》1965年 | 岩澤重夫《マンゴー》1972年 |
福田平八郎《菊》1925年 | 佐藤敬《中国風景》1941年 |
関連イベント
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- 開催日
- 2017年6月28日(水) ~ 7月23日(日)
- 時 間
- 6/30 15:30~16:30,7/1 13:30~14:30, 7/14 18:30~19:30, 7/28 16:00~17:00, 7/29 16:00~17:00
- 会 場
- 展覧会場(3階 展示室B)
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金曜講座 みる、つくる、かんじる「夜のおとなの金曜講座・お話から体験まで」
- 開催日
- 2017年7月7日(金) ~ 7月28日(金)
- 時 間
- 7/7、21、28 各18:30~19:30
- 会 場
- 2階 アトリエ
- 対 象
- 中学生から一般
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土曜アトリエ みる、つくる、かんじる「みんなの土曜アトリエ・体験から鑑賞まで」 ざっくり描こう! OPAM建ものスケッチ
- 開催日
- 2017年7月29日(土)
- 時 間
- 10:30~12:00(4歳以上の未就学児とその保護者)、14:00~15:30(小学生から一般)
- 会 場
- 2階 アトリエ
- 対 象
- 4歳以上の未就学児とその保護者、小学生から一般 ※各回30名まで、先着順となります